「先発ならもっとできる」ザルツブルク南野拓実は不遇を打ち破れるか (4ページ目)
「前とひとつ変わったのは、監督から言われたこと以上のプレーをやってやろうと。監督からは何も言われなかったですけど、自分でボールを受けたほうがいいなと感じたから(低い位置でボールを受けて)、出した後にもう一回(ゴール前に)入っていくというのを意識しました。なおかつ質の高いプレーをと思ったんですけど......」
結果には繋がらなかったが、チーム、個人ともにうまくいかない中で、何かを変えようとする南野の意識がはっきりと見えたプレーだった。それはラザロとワンデルソンにはない特徴であり、もし南野がうまくこの役割をこなすことができれば、ゴール前での崩しに課題を抱えるザルツブルクにおいて「栓抜き」になることができる。
いまは苦しい状況だが、やるべきことがあるならそれをやり続けていくしかない。
「チームも結果が出てないし、もう少ししたらチャンスが来ると思うので、その時にしっかり結果を出せるようにしていければいいかなと思います。自分なりに思うことはいろいろあるんですけど、誰も文句の付けどころがないような結果を出せれば自分がスタメンになると思うし、そのくらいの結果を出すしかないですね」
アピールするチャンスがないわけではない。出場時間は短いながら、南野が毎試合のように決定機を迎えているのも事実だ。
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