本田圭佑らチームメイトに、ミランの古参GKが落とした「爆弾」 (2ページ目)
「今日のキックオフ直後のミランのありさまは受け入れがたいものだった。はっきり言って最初の30分は呆れて言葉もなかった。我々はもっとハングリー精神を持ってピッチに降りなければいけない」
そう前置きをしたあと、彼は爆弾を落とした。
「誰がとは言わない。しかし叱咤に対し文句をたれているチームメイトを見るのはもうたくさんだ。彼らは叱咤を、ただ非難されているとしか感じていない」
的確な分析だ。
「この2カ月間、我々はミランにふさわしいプレーをし、結果を出してきた。9試合連続して負けなしだったが、それでも全ての問題を解決することはできなかった。我々が力を出し惜しみしたからではない、試合に対するアプローチが間違っていたからだ。シーズン後半に入った頃に見せたような、勝利への強い渇望を持ってピッチに降りるべきだった。全員が勝利のためにプレーすべきだった。11人のうち1人でも強い気持ちを欠いて試合に臨めば、結果を出すことはできない。ここ2試合にはそれが足りなかった。ただ好調が続くとつい気が緩むこともあるので、今ここで大げさに騒ぎ立てるつもりはない」
最後に、これからのことに言及してアッビアーティは会見を終えた。
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