バイエルン3連覇をかすませたクロップ監督の退任 (2ページ目)
【第3位】ファンを湧かせたゴールパフォーマンス
今季もさまざまなゴールパフォーマンスが披露された。最も話題となったのは、ドルトムントのオーバメヤンとロイスがバッドマンとロビンに扮したセレブレーション。2人が肩を組む写真は大きく取り上げられ、バイエルンのファンがリベリーとロッベンにバッドマンとロビンの格好をさせた巨大な横断幕を掲げるなど、大きな影響を与えた。
またヘルタのMFベナティアは、難病に苦しむ少年との約束を果たすため、警告覚悟でスパイダーマンのマスクを被ってみせた。一方、顰蹙(ひんしゅく)を買ったのはケルンのFWウジャだ。得点後、ピッチ脇にいたクラブのマスコットである本物のヤギの角を掴んで引っ張り上げてしまい、動物愛護団体から批判を受けることに。以降、ヤギへの接近を禁じられた。
【第2位】バイエルン3連覇。だが...
2014~15シーズンのブンデスリーガを制したのはまたしてもバイエルンだった。2位以下が混戦となったこともあって一時は独走。前半戦終了時には2位ボルフスブルクに史上最多となる勝ち点差11を付けた。ただ後半戦は初戦でボルフスブルクに1-4と敗れ、3位ボルシアMGにもホームで屈するなど、上位勢には苦戦。昨季打ち立てた史上最速優勝記録の更新はならなかったが、それでも史上3番目の速さで25度目のドイツ王者を決めた。
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