2013.07.15

U-20W杯総括。日本はアジアの中で遅れをとった

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by Getty Images

 6月21日からトルコで開かれていた、20歳以下のナショナルチーム世界一を決めるU-20ワールドカップ。7月13日にイスタンブールで決勝が行なわれ、フランスが0対0からのPK戦の末にウルグアイを下し、初優勝を飾った。

 今大会は、過去最多となる通算6度優勝を誇るアルゼンチン、これに次ぐ5度優勝のブラジルが、いずれも南米予選(U-20南米選手権)で敗退して出場できず。加えて、優勝候補と見られたヨーロッパ王者のスペインや、南米王者のコロンビアがベスト4を前に姿を消すなど、終始混戦の様相を呈した。

優勝はウルグアイに勝利したフランス。PK戦までもつれた試合を制した。また、イラクのベスト4進出など、アジア勢の躍進も目についた大会となった 優勝したフランスにしても大会を通して見ると、ムラのある戦いぶりが目についた。それでもユベントスに所属するキャプテンのMFポグバや、今オフにアーセナル移籍が決まったFWサノゴなど、タレントは揃っており、個人能力の高さで押し切っての優勝だった。

 そんな混戦となった大会において大きなトピックとなったのが、アジア勢の躍進である。

 アジアから出場した4カ国のうち、オーストラリアを除く3カ国がグループリーグを突破。イラクがベスト4に、韓国とウズベキスタンがベスト8に進出した。すなわち準々決勝に進出した8カ国のうち、実に3カ国をアジア勢が占めたわけだ。

 まずは、4位となったイラクの健闘を称えなければならない。