【ドイツ】宇佐美貴史、ホッフェンハイムでの今季前半戦を振り返る (3ページ目)
――2012年を振り返ると?
「最後はちょっと失速しちゃったかなという印象ありますね。自分で言うのもなんですけど、試合に出られて多少、充実していたというか。でも、出られないようになれば充実しないのがサッカー選手なので、最後は充実を感じなかった。今後を良い方向にもっていくために、今は積み上げれば良いのだと思うし、折れずにやれば絶対大丈夫だと思います」
――監督再交代の可能性もある中でモチベーションを保つ難しさがあるのでは?
「チームのスタイルも自分にぴったりはまってはないと思いますし、その中でチームの色に自分を変えながらも、自分の色も残していかないといけないというのもあります。監督が交代するかどうかに関しては、逆にチャンスかな、と。そこは逆に乗り越えられるようになれば。ヤットさん(遠藤保仁)じゃないですけど、監督が変わってもあれだけ代表で出ている選手もいるし、そういう選手に自分も変わっていかなきゃいけない時期。監督のスタイルに甘えずに、どういう監督でも、どういうスタイルでも出られる、出される選手は絶対いるから、そういう進化をしないといけない時期かなと思います」
このままでは終わらない。そんな決意が見て取れた。
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