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【Jリーグ連載】東京V・アカデミーの実態「白いTシャツを着てサッカーやっていても、ヴェルディってわかるようじゃなきゃダメ」 (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Masaki Asada

 一方、現在は客観的な視点に立つ菊原志郎(現FC今治U-12監督)も、「外から見ている人も、中にいる人も、『ヴェルディってこうだよね』っていう出来上がったイメージがあるんじゃないか」と言い、それが長年かかって作り上げられてきたものであることを実感する。

「僕らの時はコーチから、『白いTシャツを着てサッカーやっていても、ヴェルディってわかるようじゃなきゃダメだ』って言われていましたからね。だから、やっぱりコーチですよね。選手の一番身近にいるコーチたちが、そういうものを大事に受け継いできたことが、いい選手を継続して輩出してきた要因じゃないかなと思います」

 コンスタントにプロで活躍できる選手を育ててきたヴェルディユースが、プレミアリーグに復帰した2025年シーズンを振り返り、「あとはトップチームの躍進ですね。楽しみにしています」と菊原は言う。

 ヴェルディユースがクラブユースの顔だった時代を知る菊原は、「またアカデミーにいい選手がたくさん入ってくるようになるまでには、すごく時間がかかると思うんですけど」とつけ加えたうえで、こんな言葉に古巣への期待を込める。

「(トップチームは)本当に大変ななかで、魂のサッカーというか、すごく頑張っているなと思います。今後、さらに子どもたちがワクワクするような、魅力的ですばらしいプレーが増えてくるといいですね。それにともなって、アカデミーの子たちも、もっとトップで活躍するようになってくるのかなと思っています」

(文中敬称略/おわり)

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