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高校サッカーインターハイで注目のDF&ボランチ8人 世代別日本代表やJクラブ入りを狙う逸材たち

  • 森田将義、吉田太郎●文 text by Morita Masayoshi,Yoshida Taro

高校サッカーインターハイ2025注目選手 前編

 7月26日から福島県で行なわれる高校サッカーのインターハイ。今年も全国各地から集結するハイレベルなチーム、選手たちの活躍が見逃せない。ここでは注目のDFとボランチ8人を紹介する。

札幌大谷のDF大石蓮斗 photo by Morita Masayoshi札幌大谷のDF大石蓮斗 photo by Morita Masayoshiこの記事に関連する写真を見る大石蓮斗
(おおいし・れんと/札幌大谷/DF/3年/184cm、63kg)

「自分のストロングである空中戦では負けてはいけない。空中戦が存在価値だと思っているので、そこで負けたら自分は何のためにチームにいるのかわからない」

 その言葉どおり、競り合いで圧倒的な強さを誇るセンターバック。ボールの落下点を予測して相手よりも先に跳べるために打点が高く、身長以上の存在感だ。

 昨年はインターハイ、国スポ、選手権の3大会で全国を経験。「全国に行くとFWはすごい選手ばかり。そうした選手を僕ひとりで止めないとダメだと思えた」ことでDFに大事な責任感が芽生えた。また、世代別代表に選ばれた経験も大きく、線の細さを解消すべく食事への意識も変わりつつある。課題も散見するが秘めたポテンシャルは特大で、将来プロ入りを十分狙える選手だ。

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著者プロフィール

  • 森田将義

    森田将義 (もりた・まさよし)

    1985年、京都府生まれ。10代の頃から、在阪のテレビ局でリサーチとして活動。2011年からフリーライターとしてU-18を主に育成年代のサッカーを取材し、サッカー専門誌、WEB媒体への寄稿を行なう。

  • 吉田太郎

    吉田太郎 (よしだ・たろう)

    1976年、千葉県生まれ。2000年から金子達仁氏主宰、スポーツライター養成講座「金子塾」で活動。スポーツ新聞静岡支局記者などを経て、2007年よりサッカーメディア「ゲキサカ」(講談社)で編集記者。U-18の育成年代を中心に、サッカーの取材、執筆、撮影を行なう。

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