高校サッカーインターハイで注目のDF&ボランチ8人 世代別日本代表やJクラブ入りを狙う逸材たち (2ページ目)
尚志のDF榎本司 photo by Morita Masayoshiこの記事に関連する写真を見る榎本司
(えのもと・つかさ/尚志/DF/3年/176cm、72kg)
昨年は腰のケガで出遅れた影響もあり、Aチームのレギュラーを掴んだのは今年に入ってからだが、Jクラブや関東の強豪大学の練習参加を経験するなど、注目度は一気に高まっている。
最大の強みは攻撃力の高さで、ボランチを務めた川崎フロンターレU-15時代の経験を生かし、右サイドバックの位置から中央に入ってビルドアップに貢献する。自主練で身につけたキックの質や種類の多さも持ち味で、タイミングよくサイドを駆け上がってクロスを入れることもできる。
課題だった守備も改善が進んでおり、年代屈指のサイドバックとの声も聞かれるほどだ。インターハイは地元・福島での開催になるため意気込みは強い。「もちろん全国制覇を狙っています」。
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