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【クラブワールドカップ】リーベルプレートの選手たちが語る浦和レッズ戦 「彼らは守備を固めなかった」 (4ページ目)

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 また、松尾は何度か相手を脅かし、サヴィオ、グスタフソンとともにチームを支えていた。チアゴ・サンタナは後半途中から入るとすぐに活躍していた。彼のような強靭な選手をなぜ最初から使わなかったのか、これも謎だった。

 リーベルとの実力差は大きく、その差は3-1以上だったと思う。しかし、浦和のDFがもう少しタイトで誠実であったなら、また別の結果になっていたのではないかとも思う。

 浦和はこうした世界的大会の初戦での戦い方をわかっていないような気がした。最初の試合ではなにがなんでも負けないことが大事になる。そうでないと、そのあとの試合はより厳しいものとなってしまう。リーベルは浦和にとって格下のチームではない。率直に言って、南米の強豪相手にはもっと守備的なプレーで挑むべきだった。少なくとも45分間は引き分けに終わらせるべきだった。これで浦和の今後は厳しいものとなってしまった。

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