田中聡の理想像は湘南の先輩・遠藤航 アンカーとして殻を破るためのカギは『お前からチームに発信しろ』 (5ページ目)
目指す選手像は、日本代表のキャプテンであり、リバプールで活躍する遠藤航だという。
自分と同じく湘南の育成組織を経て、トップチームに昇格し、チームを大きく引き上げて世界へと羽ばたいていった先輩である。今は遠いその背中に追いつくためにも、現状17位に苦しむベルマーレを上位へと引き上げることが、殻を破るためのミッションになる。
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【profile】
田中聡(たなか・さとし)
2002年8月13日生まれ、長野県長野市出身。AC長野パルセイロU−15を経て湘南ベルマーレU−18に加入。2020年7月、横浜F・マリノス戦でJリーグデビューを果たす。2022年8月にベルギーのKVコルトレイクにレンタル移籍して15試合に出場。2023年6月に湘南に復帰した。日本代表では2019年のU−17ワールドカップメンバーに選出、2024年4月のU23アジアカップにも出場した。ポジション=MF。身長175cm、体重73kg。
著者プロフィール
原田大輔 (はらだ・だいすけ)
スポーツライター。1977年生まれ、東京都出身。サッカー専門誌『ワールドサッカーグラフィック』の編集長を務めたのち独立。Jリーグを中心に取材し、各クラブのオフィシャルメディアにも寄稿している。主な著書に『愛されて、勝つ 川崎フロンターレ「365日まちクラブ」の作り方』(小学館クリエイティブ)など。
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