浦和レッズの窮地を救った早川隼平 17歳、身長163センチ、Jリーグデビューのサッカー少年が眩しい (3ページ目)
浦和の第2列には大久保智明、小泉佳穂、関根貴大と、小柄な選手が揃う。彼らが的確にポジションを変えるサッカーが奏功。昨季より嫌らしさを増している印象だが、そこに早川が加わればエンタメ性はさらに増す。
今季終盤あたりはその中心になっているのではないか。Jリーグで最も期待できる若手に目を凝らしたい。
著者プロフィール
杉山茂樹 (すぎやましげき)
スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。
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