リカルド監督は言う「未来を見据え、浦和のスタイルを作るのが私の狙い」 (3ページ目)
――浦和はここ2年間、リーグ戦では下位に低迷。目指す方向性が定まらず、浦和のサッカーが見えなくなっていました。
「私が浦和に来たのは、まさにそうした状況を打破し、浦和のスタイルをここで作り上げるためです。私が日本に来た当初、浦和はゲームをコントロールするチームで、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)でも優勝をしていました。
ただ、そのようなすばらしい歴史があるからといって、その時のチームスタイルに執着するようなことはありません。あくまでも、未来に向かって進んでいきたいのです。浦和には若くて才能にあふれた選手がいますが、彼らとチームを作りながら、同時にどのような選手が必要なのかも考えていきたい。そうして、浦和のスタイルを作るのが、私の狙いです」
リカルド ロドリゲス監督のもと、チームのスタイルを構築している浦和レッズ――それは、日本で言えば川崎フロンターレ、海外で言えばバイエルンのようなチームなのでしょうか。
「2チームともゲームをコントロールしながらポゼッション率を高め、攻撃的なサッカーを展開しています。それらのように、新スタイルの浦和をみなさんに見せたいと思います」
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