イニエスタが妙技を見せても3連敗。
神戸は指揮官の采配に疑問が残る (2ページ目)
また、相手が10人になってから、どういう指示を出していたのかも疑問だ。数的優位に立ちながら、まるで攻め切れない。0-2になってから小川慶治朗、田中順也を投入したが、選手交代も遅いくらいだ。10人になった相手をどうやって崩すつもりだったのか。それが見えてこない。
イニエスタはこの日も魅せてくれた。前半終了間際にはビジャとスイッチして相手を置き去りにしてシュートするなど、異次元のプレーを披露してくれた。ただ、彼ひとりで何でもできるわけではない。
周囲の問題もある。もっと動いて、イニエスタからのパスを引き出すべきだ。走ればボールが出てくる。それを信じて動かなければ、イニエスタがいても宝の持ち腐れになりかねない。
イニエスタのサッカー人生で、勝ち続けたことはあっても、これほど勝てないのは初めてのことだろう。そう思うと、気の毒になってしまうのだ。
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