目利き5人が大胆予想。
今季J1、全18チームの順位はこうなる (6ページ目)
ACL組でも安定感誇る浦和が優位。
対抗はFC東京。穴候補は神戸か
浅田真樹氏(スポーツライター)
1位 浦和レッズ
2位 FC東京
3位 鹿島アントラーズ
4位 ヴィッセル神戸
5位 川崎フロンターレ
6位 ガンバ大阪
7位 サンフレッチェ広島
8位 柏レイソル
9位 大宮アルディージャ
10位 サガン鳥栖
11位 ジュビロ磐田
12位 横浜F・マリノス
13位 セレッソ大阪
14位 ベガルタ仙台
15位 清水エスパルス
16位 北海道コンサドーレ札幌
17位 ヴァンフォーレ甲府
18位 アルビレックス新潟
ACLに日本から4クラブが出場するようになった2009年以降、延べ36クラブがACLと並行してJ1を戦い、優勝できたのはわずかに2クラブ(2009年鹿島、2013年広島)のみ。翌季のACL出場圏内となる3位以内でも、延べ9クラブにすぎない。二兎を追うことの難しさは過去の歴史が証明済みだ。
そこで、まずは"非ACL組"に目を向けると、積極的な補強が目立つFC東京が優勝候補の筆頭。ACLがない今季は大きなチャンスだろう。また穴候補として、昨季セカンドステージ2位の神戸を推したい。ネルシーニョ体制3年目で、指揮官の目指すサッカーが浸透してきている。
とはいえ、実力的には、やはりACL組が概ね上位であることは間違いない。特に浦和は昨季年間勝ち点1位で、ACL組として実質的に優勝したに等しい実績もすでにある。直近3シーズンの成績(年間勝ち点)も2位、2位、1位と突出して安定しており、"連軸"としての信頼度は高い。昨季優勝の鹿島ももちろん優勝候補だが、年間勝ち点ではトップ2に離されての3位。その分、割り引いて評価する必要がある。
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