2017.02.24

鹿島・石井正忠監督が明かす、
クラブW杯「準優勝」の舞台裏

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

石井正忠監督(鹿島アントラーズ)インタビュー(前編)

 昨季はJリーグ1stステージ及び年間優勝を飾り、天皇杯も優勝。クラブW杯では決勝でレアル・マドリードに敗れたものの見事な戦いを見せた鹿島アントラーズ。今季もゼロックススーパーカップを制し、AFCチャンピオンズリーグ初戦で蔚山現代を下すなど、滑り出しから好調だ。その強さの秘密はどこにあるのか。Jリーグ開幕直前、石井正忠監督に聞いた。

――昨年終盤の快進撃はお見事でした。その要因は?

「クラブW杯であのような成績(準優勝)を収めることができたのは、チャンピオンシップからの流れが大きかったです。セカンドステージの最後、4連敗しましたが、ラスト2試合の内容はすごくよかった。上向いているという感触を、その時点でつかむことができていました」

1967年2月1日、千葉県生まれ。現役時代はNTT関東、住友金属工業を経て、鹿島アントラーズ創設時のメンバーに。98年に現役引退後、鹿島で指導者の道に進む。2015年、監督に就任。2016年、Jリーグアウォーズで最優秀監督賞を受賞――むしろ、いい感じでチャレンジャーの立場に回れましたね。

「チャンピオンシップのトーナメントも、端からの(3位からの)勝ち上がり。クラブW杯もそうした形。確かにその辺もよかったのだと思います。セカンドステージは成績が出なくて、僕自身、いったんチームを離れました(8月末、4日間休養)が、それもきっかけとしてあると思います」