目利き5人が大胆予想。
今季J1、全18チームの順位はこうなる (4ページ目)
優勝は鹿島で「鉄板」。
戦力ダウン必至の新潟が降格候補へ
飯尾篤史氏(サッカーライター)
1位 鹿島アントラーズ
2位 FC東京
3位 川崎フロンターレ
4位 浦和レッズ
5位 サンフレッチェ広島
6位 柏レイソル
7位 横浜F・マリノス
8位 ガンバ大阪
9位 ヴィッセル神戸
10位 セレッソ大阪
11位 ジュビロ磐田
12位 サガン鳥栖
13位 大宮アルディージャ
14位 ベガルタ仙台
15位 清水エスパルス
16位 アルビレックス新潟
17位 ヴァンフォーレ甲府
18位 北海道コンサドーレ札幌
本来は大穴を狙う性分なのだが、今季ばかりは鹿島以外を優勝に推すのは難しい。それくらい補強が的確なのだ。もう打ち止めだろうと思われた1月28日に、GKクォン・スンテ(全北現代/韓国→)の獲得が発表されたときには、あまりに隙のない陣容に感嘆するしかなかった。
補強と言えば、FW大久保嘉人(川崎F→)らを獲得したFC東京からも本気度が伝わってくる。MF高萩洋次郎(FCソウル/韓国→)のボランチ起用など未知数な部分もあるが、ACLに出場しないことがプラスに働きそうだ。
川崎Fは、新加入のMF家長昭博(大宮→)とMF阿部浩之(G大阪→)が上積みをもたらしているが、ACLを戦ううえで選手層に一抹の不安を感じる。個人的に楽しみなのは、中村俊輔(横浜FM→)の加わった磐田だが、はたして俊輔とFW川又堅碁(名古屋→)の相性はどうなのか?
戦力的に少し落ちると感じるのが、札幌と甲府。新潟は三浦文丈監督がJ1初挑戦で、主力だったMF小林裕紀(→名古屋)、DF舞行龍ジェームズ(→川崎F)が移籍。外国籍選手3人も総入れ替えして不安な点が多いため、苦渋の判断で降格圏となるこの順位とした。
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