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【育将・今西和男】李漢宰「サンフレッチェ広島で世界観が広がった」 (6ページ目)

  • 木村元彦●文 text by Kimura Yukihiko
  • 織田桂子●写真 photo by Oda Keiko

【profile】
今西和男(いまにし・かずお)
1941年1月12日、広島県生まれ。舟入高―東京教育大(現筑波大)-東洋工業でプレー。Jリーグ創設時、地元・広島にチームを立ち上げるために尽力。サンフレッチェ広島発足時に、取締役強化部長兼・総監督に就任した。その経験を生かして、大分トリニティ、愛媛FC、FC岐阜などではアドバイザーとして、クラブの立ち上げ、Jリーグ昇格に貢献した。1994年、JFAに新設された強化委員会の副委員長に就任し、W杯初出場という結果を出した。2005年から現在まで、吉備国際大学教授、 同校サッカー部総監督を務める

李 漢宰(り・はんじぇ)
1982年6月27日、岡山県生まれ。広島朝鮮高級学校から、2001年サンフレッチェ広島に入団。翌年、プロデビューを果たし、北朝鮮U-23代表にも招集され、釜山アジア大会に出場した。2004年には北朝鮮A代表にも選ばれ、翌年のW杯アジア最終予選では日本代表とも戦った。2010年J2コンサドーレ札幌、2011年J2FC岐阜、2014年J3FC町田ゼルビアに移籍。キャプテンとして、J2昇格を目指すチームを牽引している

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