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【サッカー日本代表】次期代表監督の志向はいかに? アジア大会の戦いぶりはワールドカップを制したスペインのよう

  • 浅田真樹●取材・文 text by Masaki Asada

 アジア大会の男子サッカーで、日本が圧倒的な強さを見せている。

 対戦順にホンコン・チャイナ、キルギス、タイとのグループリーグを3戦全勝。しかも、総得点12、総失点0と、数字の上ではほぼ完璧なグループ首位通過での準々決勝進出である。

アジア大会で圧倒的な強さを見せているサッカー日本代表(U-21日本代表)photo by Hiroyuki Satoアジア大会で圧倒的な強さを見せているサッカー日本代表(U-21日本代表)photo by Hiroyuki Satoこの記事に関連する写真を見る 今大会、日本は登録メンバー23人全員が21歳以下のU-21代表で臨んでいるが、大会が定める男子サッカーの出場資格は23歳以下。オーバーエイジ枠(年齢制限のない選手)も、3人までの登録が認められている。

 つまり、日本はいわば格上の大会に出場しているわけだが、そのハンデをまったく感じさせないどころか、むしろ別格の存在感を示していると言っていい。

 アジアの大会にあって、日本を筆頭とするごく限られたチームだけが、世界のトレンドに沿ったサッカーを繰り広げているのだから、無理もないのだろう。

 具体的には、ボールを保持して攻撃を組み立て、ボールを失えば、すぐさま守備に切り替えて即時奪回を狙う。そんなサッカーである。

 いまだピッチ後方に重心を置いて守備を固めるチームが少なくないなか、日本は世界基準で "普通に"サッカーをしているのである。

 たとえて言うなら、今大会の日本は、レベルの違いはさておき、今年のワールドカップにおけるスペインのような存在なのだ。

 そんなサッカーを志向するU-21代表を率いているのが、すでに次期日本代表(A代表)指揮官への就任が決まっている、大岩剛監督である。

 もちろん、アジア大会とワールドカップを同列に比較することなどできないが、大岩監督が率いるU-21代表は、間違いなく"主体的なサッカー"を展開している。先制しながら守りに入り、逆転負けを喫したブラジル戦を思えば、期待が膨らむサッカーを志向していると言えるのではないだろうか。

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