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【ワールドカップ】サッカー日本代表にブラジルの選手たちが漏らした本音 ジーコは「残念だった」 (4ページ目)

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Akiko Tonegawa

【ジーコ「日本のベストではなかった」】

 最後にジーコの言葉を聞こう。彼は今大会、『ESPNブラジル』の解説者を務めているが、そこでこの試合をこう評した。

「ブラジルは前半、ゴールを奪われ、とても苦しめられた。しかし最終的には王者の風格を見せた。こういう試合がワールドカップでは非常に重要になる。我々はブラジルらしさと落ち着きでスコアを変えた。アンチェロッティの采配は天才的だった。(ルーカス・)パケタに代えてエンドリッキを入れたことが、日本の守備に綻(ほころ)びをもたらした。マルティネッリを入れたことも試合を変えた。日本に先制されたあとも、ブラジルが落ち着いてプレーできたことはすばらしい。頭脳を使って形を作っていくことができた」

 一方、日本については、試合の戦い方に疑問を呈した。

「日本の中盤はブラジルよりスピードがあるのだから、なぜその武器を使わなかったのか、疑問が残る。守ることだけしか考えていなかったのは残念だった。今日の試合は日本のベストではなかった」

 ちなみに試合のMVPには逆転ゴールの立役者でもあったブルーノ・ギマランイスを挙げていた。

 この試合について、私の言いたいことはすでに選手たちが言ってくれている。とにかく日本の"ほぼ守備"という戦い方には驚かされた。世界があれほど称賛してきたプレーをなぜここで捨てて、小さなチームのような戦い方を選んでしまったのか、理解に苦しむ。ブラジルと日本がぶつかり合う、本当のサッカーが見られることを楽しみにしていた世界中のサッカーファンの期待を裏切る形になったのは、本当に残念である。日本にはもっと自分たちに自信を持ってほしかった。

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