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【ワールドカップ】サッカー日本代表にブラジルの選手たちが漏らした本音 ジーコは「残念だった」 (3ページ目)

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Akiko Tonegawa

【マルキーニョス「DFは仕事がなかった」】

 キャプテンのマルキーニョスも、日本の守りの固さを語るとともに、塩貝の発言にひと言を加えた。

「試合を見た人は、ブラジルのDFは仕事をする必要がなかったと思っただろう。日本が超守りのスタイルで来たから、我々の仕事は日本のボールキープのスタートを潰し、カウンターをさせないことだけだった。日本の選手が試合前にいろいろ言っていたことは残念だった。そのせいで試合にはどこか、苛立った空気があったのは本当だ。とにかく日本サッカーの行く先が明るいことを祈るよ」

 途中交代で入ったファビーニョの感想もやはり同じだ。

「今日ブラジルが勝った相手は、負けないためにピッチに立ったチームだった。もちろんブラジルに対してそんなプレーをするチームは日本だけじゃないけどね。最初のゴールは、日本人にとっては宝くじに当たったみたいにうれしかっただろう。でも、我々は勝つためにここに来た。守るだけでは勝てない。ブラジルを消せると思っていたチームに勝ったことはうれしかったけど、ユニフォームを交換する気にはなれなかった」

 この日、何度もシュートを放ったもののゴールを奪えなかったヴィニシウス・ジュニオールは、その悔しさを語った。

「決めようとした一番いいシュートを外したことには怒っている。試合前にいろいろなことを聞いたから、日本戦でゴールを決めたかった。日本は僕にふたりのマークをつけてきたけど、それは上策ではなかった。かわりに(ガブリエウ・)マルティネッリがフリーになったんだからね」

 ミックスゾーンではネイマールにも話を聞けた。

「彼(塩貝)の発言は口先だけのものだ。まあ、言うのはタダだからね。でもそのしょうもない発言のあともブラジルと日本は友達だ。ベンチから見ていても、簡単な試合じゃないと思った。それに勝てたということはブラジルの若い世代たちが道を見つけたということだと思う。日本戦での勝利はタイトルへの一歩となった。もし延長になっていたら、僕は出る予定だったんだよ」

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