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サッカー日本代表を語るオランダの選手たち 指揮官クーマン、ファン・ダイク、デ・ヨング、ガクポらを直撃 (2ページ目)

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Akiko Tonegawa

【「前半とはまるで別のチームに」】

「難しい試合だったけれど、雰囲気は最高だった。オランダ対日本は、観る人にとっても、プレーする者にとっても、楽しい試合だったと思う。日本の選手たちは礼儀正しくフェアで、おかげでみんな本当のサッカーをすることができた。試合後、多くの日本の選手がユニホーム交換を申し出てくれて、1枚しかないのが残念だったよ。

 上田(綺世)のことはよく知っていたけど、そのほかにも日本には優秀な選手がたくさんいることを今日、実感した。引き分けというこの結果は重要なものだ。日本とプレーするのはそう簡単なことじゃないからね」

 かつてPSV時代は堂安律のチームメイトで、現在はリバプールで遠藤航の同僚である長身ウィンガーのコーディ・ガクポは、試合中、かなり日本を苦しめていた。

「日本のプレースタイルは知っていたつもりだったが、双方にとって、キックオフからタイムアップまで、絶え間ない闘いの連続になった。2度のゴールチャンスをモノにできなかったこと、そしてなにより2回のリードを有効に使えなかったことが、オランダにとっては高い代償を払うことになってしまったね。同点に追いつかれることなく2-0にしたら、もしくは3-1にできていたら、オランダが勝っていたと思う。

 ひとつはっきりしているのは、日本と対戦する時は一瞬たりとも気を抜いてはいけないってことだ。彼らのスピード、そして戦いのスピリットは半端じゃなかった。テクニックが足りないぶんを、エネルギーと闘志で補ってくるんだ」

 70分になってから途中出場したベテランのアタッカー、メンフィス・デパイは次のように語っている。

「ベンチから見ていて、これは負けられない試合だと思ったから、もっと早くに入りたかった。後半に入ってから、日本は急激によくなった。前半とはまるで別のチームみたいで、スペクタクルで、我々にとって最後のパス1本まですべて難しかった。ただ、それでもオランダのほうが上だったのは確かだ。我々は日本のようなチームに対しての勝ち方を知らなかっただけだ。

 だが、心配はしていない。これからホテルに帰って今日の試合をゆっくり振り返り、オランダに何が足りなかったのか、どこを改善したらいいのかを研究するつもりだ。それを気づかせてくれた日本には感謝だ」

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