中田英寿が足を止めずに通り過ぎていくのは当たり前 「群れない」のではなく「高い境地にいた」孤高の人 (4ページ目)
現役時代の中田を評して、「孤高」の表現が多く使われた。「群れない」姿がそう言わせたのだろうが、個人的には「高い境地にいる」彼の姿に「孤高」を見た気がする。
ジョホールバルでの練習で、中田はひとり長袖を着ていた。発疹を気づかれないためだった。体調不良に襲われる場面はそれ以外にもあったと聞くが、彼はケガ以外では休養することを選ばず、日本代表の一員として戦い続けた。
そして日本代表としてのプレッシャーを真正面から受け止めて、3度のワールドカップに出場したのだった。
著者プロフィール
戸塚 啓 (とつか・けい)
スポーツライター。 1968年生まれ、神奈川県出身。法政大学法学部卒。サッカー専
門誌記者を経てフリーに。サッカーワールドカップは1998年より 7大会連続取材。サッカーJ2大宮アルディージャオフィシャルライター、ラグビーリーグ ワン東芝ブレイブルーパス東京契約ライター。近著に『JFAの挑戦-コロナと戦う日本 サッカー』(小学館)
【図】2026年ワールドカップのサッカー日本代表メンバー予想
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