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サッカー日本代表が大勝したインドネシア戦 際立ったデータを残した新戦力がいる (3ページ目)

  • 中山 淳●文 text by Nakayama Atsushi

【W杯本番への準備はどのように進むのか】

 とはいえ、今回のインドネシア戦によって日本の課題が解消されたかと言えば、そういうわけではない。今予選におけるオーストラリアとの2試合や、ホームでのサウジアラビア戦(3月25日)で証明されたように、一定のレベルの相手との対戦では、なかなか攻撃を機能させることができない問題は、依然として残されたままだ。

 そして最も注目されるのは、来年のW杯本番に向け、森保監督がどのようなチーム戦術で準備を進めるのかという点だ。このまま攻撃的に運用する3-4-2-1を貫くのか、それとも基本布陣を4バックに変更するのか、もしくは前回大会ではジャイアントキリングにつながった守備的3バックに舵を切るのか。オプションを用意するにしても、限られた準備試合のなかでブラッシュアップする必要はある。

 4年前のケースを考えると、今回も本番直前までわからない部分もあるが、少なくとも9月に予定されるメキシコ戦とアメリカ戦は、現状のチーム戦術がどこまで通用しそうなのかを確認するには絶好の機会となるはず。

 選手のパフォーマンスとともに、森保監督の采配とベンチワークは要注目だ。

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著者プロフィール

  • 中山 淳

    中山 淳 (なかやま・あつし)

    1970年生まれ、山梨県出身。月刊「ワールドサッカーグラフィック」誌編集部勤務、同誌編集長を経て独立。スポーツ関連の出版物やデジタルコンテンツの企画制作を行なうほか、サッカーおよびスポーツメディアに執筆。サッカー中継の解説、サッカー関連番組にも出演する。近著『Jリーグを使ってみませんか? 地域に笑顔を増やす驚きの活動例』(ベースボール・マガジン社)

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