サッカー日本代表で初アシストの三戸舜介「充実した10日間。久保くんは本当に存在するんだ」 (3ページ目)
【久保は今、日本で一番の選手】
オランダリーグでは日本人選手ともプレーしているとはいえ、日本人の多い環境はパリ五輪以来のこと。それも三戸にとっては貴重な期間となったという。
「張り詰めた感は特になく、リラックスしてホテルで過ごせました。常連組ともいろいろコミュニケーションが取れたので、充実した10日間でした」
そして意外なことを言う。
「代表はなんか......普通にテレビで見ていた人たちばっかりで、『本当に存在するんだ』って感じでした。オランダだとテレビで代表戦もあまり見られないんで、うれしかったです」
三戸自身も海外組のひとりなのに──と思わないでもないが、代表とはそんな距離感のようだ。では、そのなかで最も「本当に存在するんだ」と感じたのは誰か。
「やっぱり久保くんじゃないですかね。年は1個上ですけど同年代ですし、今、日本で一番の選手だと思っていますから。会えてうれしかったです。めっちゃ話してくれるんで、ずっと話していて楽しかったです」
話の内容は、他愛もないことだそうだ。
三戸は今シーズン、オランダでの活躍が目に止まり、日本代表としてピッチに立つことができた。次に気になるのは、やはりスパルタ・ロッテルダムからのステップアップだ。
「(上のチームに行きたい欲は?)もちろん。それはもう、ずっとある。でも、あんまり背伸びはしたくないと思っています」
冷静に、でも虎視眈々と。三戸舜介は先を見据えている。
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著者プロフィール
了戒美子 (りょうかい・よしこ)
1975年生まれ、埼玉県出身。2001年サッカー取材を開始し、サッカーW杯は南アフリカ大会から、夏季五輪は北京大会から現地取材。現在はドイツを拠点に、日本人選手を中心に欧州サッカーを取材中。著書『内田篤人 悲痛と希望の3144日』(講談社)。
【フォーメーション】三戸舜介はスタメン?5年後のサッカー日本代表を考えてみた
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