サッカー日本代表のニューカマー・21歳DFに期待 鈴木淳之介は苛烈なサバイバルレースに挑む (3ページ目)
【Jリーグで圧倒的な選手になる】
鈴木が起用された3バックの左サイドは、これまで町田と伊藤洋輝がスタメンで起用されてきた。どちらもサイズがあり、鋭い縦パスを通すことができる。伊藤は対角のパスも武器とする。ヨーロッパのクラブで数シーズン戦ってきた彼らは、ディフェンス力においても森保監督の評価をしっかりと勝ち取っている。
代表定着へのライバルは強力である。それでも、鈴木には彼らと異なる個性がある。日本代表に違うものをもたらせるはずだ。
7月開催のE-1選手権は、国内組だけでチームが編成される。国際Aマッチデビューを経て、鈴木は「こういう舞台に選ばれるためにも、Jリーグでもっと圧倒的な選手になって、また帰ってこられるようにがんばります」と決意を新たにした。
インドネシア戦のプレーで、競争に加わっていくための資格は得た。21歳のニューカマーは自らを成長させてくれる苛烈なサバイバルレースに、ここから挑んでいくこととなる。
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著者プロフィール
戸塚 啓 (とつか・けい)
スポーツライター。 1968年生まれ、神奈川県出身。法政大学法学部卒。サッカー専
門誌記者を経てフリーに。サッカーワールドカップは1998年より 7大会連続取材。サッカーJ2大宮アルディージャオフィシャルライター、ラグビーリーグ ワン東芝ブレイブルーパス東京契約ライター。近著に『JFAの挑戦-コロナと戦う日本 サッカー』(小学館)
【図】鈴木淳之介は選ばれた?「2025 J1前半戦ベストイレブン」
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