サッカー日本代表は何位? チャンピオンズリーグ16強出場選手数で見る国別ランキング (4ページ目)
【あなどれない北欧、アフリカ勢】
スウェーデンはグスタフ・ニルソン(クラブ・ブルージュ)、ダニエル・スベンソン(ドルトムント)、ガブリエル・グドムンドソン(リール)、サミュエル・ダール(ベンフィカ)の4人。
もちろんこのなかに、プレーオフでドルトムント敗れたスポルティングの大エース、ヴィクトル・ギェケレシュは含まれていない。そのドルトムント戦は、ギェケレシュを故障で欠いていなければ、結果はどうなっていたかわからなかった。スウェーデンにはもうひとり、アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)という大物FWもいる。FWに関して言えば、欧州でもトップクラス。日本としてはあまり戦いたくない相手だ。
そしてアルジェリアはラミ・ベンセバイニ(ドルトムント)、アイサ・マンディ(リール)、アニス・ハジムーサ、ラミス・ゼルキ(ともにフェイエノールト)の4人である。
アルジェリアで想起するのは2014年ブラジルW杯の決勝トーナメント1回戦だ。優勝したドイツに延長で惜敗する姿は、まさに美しい敗戦だった。その後の2大会(ロシアW杯、カタールW杯)は予選落ちしているが、今回の調査では、アフリカ勢としては隣国モロッコ(5人)に次ぐ2番手につける。アフリカ予選でもグループリーグで首位に立つ。前回はモロッコがベスト4入りした。勢いを感じるアルジェリアにも目を凝らしたい。
いずれにせよこれら「強豪国」とは見られていないライバルたちが、W杯本大会で日本の前に立ちふさがる可能性は十分にあるのだ。
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