サッカー日本代表は何位? チャンピオンズリーグ16強出場選手数で見る国別ランキング (2ページ目)
【CLの舞台で活躍する中堅国の選手たち】
エクアドルは前回のカタールW杯のグループリーグでオランダ、セネガルの後塵を拝して3位だった。しかし、長い目で見れば顕著な右肩上がりを示す国だ。南米のなかで最も勢いのあるチームと言って間違いない。
かつては欧州で活躍するエクアドル代表と言えば、ウエストハムなどでプレーしたエネル・バレンシアぐらいしか名前が出てこなかったが、現在は上記の3人以外にも、ペルビス・エストゥピニャン(ブライトン)、モイセス・カイセド(チェルシー)など、欧州の著名クラブでプレーする選手が存在する。日本にも久保建英、三笘薫などCLの土を踏んでいない実力者はいるが、顔ぶれ的にはエクアドルのほうが豪華な気がしてならない。
ギリシャは、コスタス・ツィミカス(リバプール)、ヴァンゲリス・パヴリディス(ベンフィカ)、クリストス・ツォリス(クラブ・ブルージュ)の3人で、合計出場時間は2289分になる。
ナイジェリアは、ラファエル・オニェディカ(クラブ・ブルージュ)、ビクター・ボニフェイス、ネイサン・テラ(レバークーゼン)で2106分だ。
そしてデンマークは、アレクサンダー・バー(ベンフィカ)、カスパー・ニールセン(クラブ・ブルージュ)、アンドレアス・スコフ・オルセン(クラブ・ブルージュ→ヴォルフスブルク)の3人で1011分となる。
つまり、出場時間を加味して順位づけをすれば、23位タイの内訳はエクアドル>ギリシャ>ナイジェリア>韓国>デンマーク>日本となる。日本は実質28位というわけだ。W杯でベスト8以上を狙うと言うのであれば、楽観はできなくなる。現実を突きつけられた格好である。
選手の力量という意味で、とても楽観できないライバル国はまだある。
日本のひとつ下、出場選手2人で29位タイを形成するのはコロンビア(12位)、メキシコ(19位)、カナダ(31位)、チェコ(42位)、スコットランド(45位)、ブルキナファソ(66位)、ガーナ(77位)、ギニア(78位)の8カ国だ。
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