町田ゼルビア快進撃に不可欠なルーキー、平河悠は大学まで無名の存在「高校卒業後は普通に就職するつもりでした」 (2ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by AFLO

── 今季は右MFでの出場機会が多いですが、これまでの5ゴールを振り返ると、左サイドからの得点が多い。自身のポジションについてはどう感じていますか。

「左サイドの時にゴールを決めているのは、カットインから打ちやすいというのはあると思います。でも、自分としてはどっちもやりやすいので、左右差はそれほどない。大学では主に(3トップの)右でやっていた分、両サイドで決めることができると思うので、そこをもっと体現できればいいかなと思います」

── 大学時代は東京都1部リーグで2、3、4年時に3年連続得点王になっています。もっとストライカー的な役割だったのですか。

「そもそも(J2と大学では)レベルが違うというのもありますが、チームやチームメイトからの信頼も大きく、ボールが集まっていたというか、最後は自分に決めさせてくれる形がチームとしてあった分、点を獲りやすかったというのはあったかなと思います。

 ディフェンスを1枚はがして決めるのが自分の一番のストロングであり、得意とするプレー。相手をはがして決めきる力を大学でつけた部分はあるので、そこをもっと体現できればいいのですが、そういうケース自体が大学時代に比べると減っているので......。これからそういうところを出していければいいかなって思います」

── J2第18節・徳島ヴォルティス戦ではイエローカード2枚を受け、退場も経験しましたね。

「レッドカードは(サッカー人生で)初だったので、あのシーンは『やっちゃった!』と思いました。1-0で勝っている状況でああいうプレー(背後からのファウル)をしてしまったことを、まずは反省しています。あれをきっかけに、さらにファウルやイエローカードに気をつけてプレーするようになりましたし、サッカー人生においてひとつの大きな学びだったかなと思います」

── ファウルになったとはいえ、高い守備意識ゆえのプレーだったとも思います。

「攻撃でも、守備でも、自分は対人プレーが好きなので、守備ではボールを奪うシーンを作れている。そういったところをサボらずやれていることはプラスに働いているんじゃないかなって思います」

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