森保ジャパンの新スタートにおススメしたい新顔がいる 欧州やJリーグで出色のパフォーマンスを見せる選手たち (4ページ目)
【代表招集で今後の成長が期待できる選手たち】
中山 淳(スポーツライター)
まだ代表デビューを飾っていない新顔として招集してみたいのが、今季から川崎フロンターレのキャプテンを務める橘田健人だ。
ボランチを主戦場とする橘田は、かつて守田英正(スポルティング)がそうだったように、高いレベルでプレーさせればさせるほど伸びそうなタイプで、成長を促すためにも招集する価値はあるだろう。
層の薄い左SBでは、伸び盛りのバングーナガンデ佳史扶だ。現在FC東京のレギュラーとしてプレーする佳史扶は、パリ五輪を目指す新進気鋭のタレント。今後、パリ五輪で国際経験を積むと予想されることを考えても、初招集に値する。
FW陣では、昨季J2でゴールを量産し、J1に昇格した今季も好調を持続する横浜FCの小川航基や、現在オーストリアのLASKリンツで二桁ゴールをマークする中村敬斗も、成長が期待できる。
出場機会を得られるかどうかは別として、代表レベルを肌で感じるだけでも今後のプレーに違いが出るはずだ。
4 / 5