「アカウントが乗っ取られた!?」「仕事の依頼が止まらない」。カタールW杯で大バズり、モデルSHONOさんのサッカー大好き人生 (4ページ目)

  • 篠 幸彦●取材・文 text by Shino Yukihiko
  • 立松尚積●撮影 photo by Tatematsu Naozumi

【改めてサッカー好きでよかった】

――昨年12月22日のSNSの投稿でジュビロ磐田の公式アンバサダー就任を報告されていますが、これもバズったことがきっかけだったんですか?

 そうですね。バズったおかげで出られたいろいろな番組でジュビロ愛を語っていたら、アンバサダーの話をジュビロさん側からいただけたんですよ! 

 昔からジュビロの仕事がしたいと言ってはいたものの、叶わないだろうなと思っていたんです。だから本当にうれしくて、このアンバサダー就任がこの1カ月ではもちろん、今までの人生のなかでも一番うれしかったことかもしれないですね。

――話をもらった時は真っ先にご両親に報告されたんですか?

 それがあえて言わなかったんですよ。公式発表で初めて知って、もう両親も大喜びです。今まで旅行に連れてったり、いろんなものプレゼントしたりしましたけど、一番の親孝行になったと思いますね。

 ジュビロは本当に地域密着型で、地元の人たちが応援しているクラブなんですね。でもこれから全国にファンが増えるように、アンバサダーとしてやれることはなんでもやって、全力で広めていきたいですね。

「サッカー好きでよかった」と語るSHONOさん「サッカー好きでよかった」と語るSHONOさんこの記事に関連する写真を見る――これからさらにサッカーの仕事の可能性が広がっていくと思いますが、今後はどんな仕事がしていきたいですか?

 物心つく前からサッカー漬けで、オーディションでそのサッカー愛を語ったことで『サッカーキング』さんに見つけてもらって、カタールにまで連れてってもらえて、ジュビロのアンバサダーにもなれました。

 ここまで来たら、ワールドワイドにマドリーの仕事もできたらいいなと思っています。私が最初に見た2005年当時の選手だったジネディーヌ・ジダンとか、現監督のカルロ・アンチェロッティとかに仕事で会えたらすごいですよね。

 そして将来は、自分の番組にジダンやアンチェロッティをゲストに呼べたら最高ですよね。言うだけはタダなので、そんな夢もいつか叶えてみたいです(笑)。

――今回お話を伺って、あのカメラに抜かれたのはたまたまかもしれないけれど、そこに至る経緯はすべてちゃんとつながっていると感じました。次、4年後のW杯ではどうなっていたいですか?

 次は公式映像にたまたま抜かれるとかではなくて、レポーターという立ち位置で大会に1カ月間滞在して、フルに番組に出演できるようになっていたいです。

 サッカーは子どもの頃からただの趣味でしかなかったんですけど、一つのことをずっと好きでいるとこんなにもいいことがあるんだなって。改めてサッカーを好きでよかったと思いました。4年後、またどんなことが待っているのか楽しみですね。

SHONO 
しょーの/1994年8月10日生まれ。静岡県浜松市出身。モデル・タレント。ガールズメタルバンド『PARADOXX』のドラマー。幼いころからサッカー観戦に親しみ、2015年からサッカーメディアでの活動も行なう。昨年末、仕事で訪れたカタールW杯でFIFAの国際映像に映り込み、SNSで拡散されたのがきっかけで大ブレイク。帰国後、各種メディアに出演。ジュビロ磐田公式のクラブアンバサダーにも就任した。
Twitter:@SHONO_14
Instagram:shono.contact

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