森保ジャパンに潜む3ボランチ好調の落とし穴。存在感が強まるほど増していく今後の不安 (3ページ目)
しかも、そこにチーム全体の決まりごととしてオートマチックに対応できる仕組みがあるならともかく、個々の判断に頼るとなると、かなり危険な状態だ。現状では、遠藤、守田、田中の3人が、最終予選の残り3試合を無事に戦えることを祈るしかない。
次に対戦するサウジアラビアは、実力はもちろん、戦う姿勢においても中国の比ではないだろう。中国相手なら目立たなかった綻びも、的確についてくる可能性は十分にある。
中盤の3人は、確かに称賛に値するプレーを見せている。ここまでの働きぶりは、日本代表を危機的状況から救った救世主と言ってもいい。
しかし、だからといって、それが問題点から目を背けていい理由にはならない。
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