U-24日本代表、ホンジュラス戦で見えた課題がメダル獲得への重要なカギとなる (3ページ目)
一つひとつの試合を見れば、戦い方のベースが固まってきたことは間違いない。どの試合でも、安定して強度の高いプレーができることも示した。
だが、酷暑が予想される大会で、中2日の6試合をどう乗り切るか。その点において、課題を残したとは言えるだろう。
とはいえ、「前回の合宿はギアを上げて、意識して強度を落とさないように、時間の使い方とかは気にせずにやった」(吉田)ことを考えると、チームは前回の課題を順調にクリアし、現在は次なるステップに進んでいるとも言える。
6月の段階で、早々にオーバーエイジ枠の3人をチームに組み込んだ効果は間違いなく出ている。コロナの影響で出場各国の活動が制限されるなか、決して状況は悪いものではない。
エンジンが軽快に回っていることはわかった。最高出力もかなり高い。だからこそ、あとはエンジンに負荷をかけすぎることなく、いかに効率よく、大会を通じて回すことができるか。
そこに、メダル獲得のカギがありそうだ。
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