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森保Jミャンマー戦とモンゴル戦を比較。同じ大勝でもデータに大きな違い (4ページ目)

  • 中山 淳●文 text by Nakayama Atsushi
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 この選手交代の2分前、ミャンマーは右ワイドMFの23番を下げて5番を投入し、システムを5-4-1に修正していた。当初は橋本拳人が交代の準備をしていたが、相手のシステム変更を確認した森保監督は急きょ原口の投入を決め、システムを変更。5バック(3バック)の相手に対し、ボランチ1枚を削って南野と鎌田をインサイドハーフに配置する攻撃的布陣で対応した。

「大迫の1トップに、2人のシャドー(鎌田と南野)が入るかたちを試せて、新たなオプションができた。今後の引き出しにしたい」とは、前回のモンゴル戦後の森保監督のコメントだ。

 そして今回のミャンマー戦後にも、森保監督は「今日は途中から4-1-4-1(4-3-3)にした。少し相手の守備が突破できなくなった時間帯はあったが、常にゴールに向かう姿勢は見せてくれたと思う」と発言している。

 果たして、6月の4試合ではどんな局面で4-3-3が使われるのか。そこも注目ポイントになりそうだ。

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