半端ない大迫のデータも。アジア杯に挑む
日本代表の「7つのジンクス」 (3ページ目)
◆ジンクスその4:幸運を呼ぶオマーン
今回のアジアカップで、日本はグループリーグでウズベキスタン、オマーン、トルクメニスタンと同組となった。そのうち、オマーンと同組になったことはかなりの幸運だ。
というのも、オマーンは今回でアジアカップ4度目の出場となるが、過去3度の大会において、同国とグループリーグで同組となった国から王者が生まれているのだ。2004年の日本、2007年のイラク、2015年のオーストラリアがそう。日本にとっては、非常に心強いデータとなる。
ちなみに、日本はオマーンと過去に11回試合をしたことがあり、8勝3分と圧倒している。
◆シンクスその5:7大会連続グループリーグ首位通過
日本はA代表で参加した1992年アジアカップ以降、7大会連続でグループリーグを首位通過している。さらに現在、グループリーグでは21試合無敗記録を継続中。今回も記録更新が見込まれる。
【アジアカップにおける日本代表のグループリーグ戦績】
1988年=最下位※(1分3敗)
1992年=首位通過(1勝2分)
1996年=首位通過(3勝)
2000年=首位通過(2勝1分)
2004年=首位通過(2勝1分)
2007年=首位通過(2勝1分)
2011年=首位通過(2勝1分)
2015年=首位通過(3勝)
※1988年大会、日本はB代表での出場
◆ジンクスその6:優勝のサイクル
2018年ロシアW杯では戦前の予想を覆(くつがえ)して、見事に決勝トーナメント進出を果たした日本。アジアカップに向けて、これは吉兆となる。なにしろ、W杯で決勝トーナメントに進出したあとのアジアカップでは、常に優勝しているからだ。
・2002年日韓共催W杯ベスト16→2004年アジアカップ優勝
・2010年南アフリカW杯ベスト16→2011年アジアカップ優勝
また、日本は初めて出場した1988年大会以降、2大会連続で優勝を逃したことがない。そのため、前回ベスト8にとどまった日本が優勝する確率はかなり高い。
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