スペインの目利きがW杯日本の18名を採点。
「もう外せない」のは誰か (6ページ目)
本田圭佑(コロンビア戦は後半25分から、セネガル戦は後半27分から出場)本田圭佑
相手の裏を取る力は抜きん出ているが、トップ下としては、前後左右に顔を出す運動量がやや足りない。コロンビア戦に途中出場すると、CKで大迫のヘディングをアシスト。その直前の、右サイドの酒井宏樹を使ったパスもよかった。セネガル戦は右サイドで途中交代出場し、乾のクロスを叩き込んで同点弾を決めている。
FW
大迫勇也(コロンビア戦は先発し後半40分まで出場。セネガル戦はフル出場。ポーランド戦は後半2分から出場)大迫勇也
シュート以外はFWとしての資質を備えているという印象の選手だったが、コロンビア戦ではインテンシティの高いプレーを披露し、貴重なヘディングシュートを決めた。セネガル戦でも香川、柴崎と積極的に絡み、バックラインの裏よりも、やや下がって中盤の厚みを増し、準プレーメーカーとして攻撃をつくっていた。長谷部、柴崎に次ぐベストプレーヤーだ。
岡崎慎司(コロンビア戦は後半40分から、セネガル戦は後半30分から出場。ポーランド戦は先発し、後半2分まで出場)岡崎慎司
コロンビア戦は、途中出場でチームに活力を与えていた。セネガル戦も途中出場で、乾のクロスに対してポジションを取って潰れることで、本田のゴールに貢献した。動きの質が高く、強度も高い。先発したポーランド戦でもプレー強度を誇示し、クロスにヘディングで合わせている。しかし後半は動きが鈍くなり、すぐに交代した。
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