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過去対戦は全勝。ロシアW杯、
日本にとって「最良の抽選結果」はこれだ (6ページ目)

  • 宝田雅樹/National Football Teams-Results●文&データ
  • text&data by Takarada Masaki/National Football Teams-Results

 以上のことから、日本にとって"最悪の組み合わせ"は、ブラジル、スペイン、スウェーデンとなる。こんな"死の組"に入ったら、もはやグループリーグ突破は絶望的。勝ち負けにこだわらず、「いい経験をしてもらおう」と、日本代表の戦いぶりを温かい目で見守ってほしい。

 翻(ひるがえ)って、日本にとって"最良の組み合わせ"は、ーランド、スイス、チュニジアとなる。これらチームとの過去の対戦成績は、トータル7戦全勝。過去、日本が決勝トーナメント進出を果たした2大会(2002年、2010年)の「欧州勢、欧州勢、アフリカ勢」という組み合わせと、地域バランスも一致。決勝トーナメント進出へ、非常に大きな希望が持てる。

【過去のW杯における日本のグループリーグ組み合わせ】
◆1998年=アルゼンチン、クロアチア、ジャマイカ、日本
◆2002年=日本、ベルギー、ロシア、チュニジア
◆2006年=ブラジル、オーストラリア、クロアチア、日本
◆2010年=オランダ、日本、デンマーク、カメルーン
◆2014年=コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本
※赤字はグループリーグ突破国

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