過去対戦は全勝。ロシアW杯、日本にとって「最良の抽選結果」はこれだ (2ページ目)

  • 宝田雅樹/National Football Teams-Results●文&データ
  • text&data by Takarada Masaki/National Football Teams-Results

 そういう意味では、ポット4の日本はいずれにしてもランキング上位の実力国との対戦は免れない。上位2カ国が決勝トーナメントに進出するグループリーグから、厳しい戦いを強いられるのは間違いないだろう。それでも本記事では、日本のグループリーグ突破を願って、どういった組み合わせになればその可能性は高まるのか、考えてみたい。

 まず、4つに振り分けられたポット分けは以下のとおり。

【2018年W杯組み合わせ抽選会ポット分け】
◆ポット1=ロシア(65位)、ドイツ(1位)、ブラジル(2位)、ポルトガル(3位)、アルゼンチン(4位)、ベルギー(5位)、ポーランド(6位)、フランス(7位)

◆ポット2=スペイン(8位)、ペルー(10位)、スイス(11位)、イングランド(12位)、コロンビア(13位)、メキシコ(16位)、ウルグアイ(17位)、クロアチア(18位)

◆ポット3=デンマーク(19位)、アイスランド(21位)、コスタリカ(22位)、スウェーデン(25位)、チュニジア(28位)、エジプト(30位)、セネガル(32位)、イラン(34位)

◆ポット4=セルビア(38位)、ナイジェリア(41位)、オーストラリア(43位)、日本(44位)、モロッコ(48位)、パナマ(49位)、韓国(62位)、サウジアラビア(63位)
※( )内は10月16日時点でのFIFAランキング

 この中で、日本にとって相性のいい国、そうでない国をポットごとに探っていきたいと思う。最初にポット1から見ていくが、正直、どの国と対戦しても劣勢が予想される。

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