2017.09.12

◎は誰? スペイン流で見た豪州&サウジ戦、
日本代表16人の成績表

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 藤田真郷●写真 photo by Fujita Masato

ミケル・エチャリのオーストラリア戦レポートはこちら>>

「日本代表はオーストラリア戦、サウジアラビア戦で同じシステム(4-3-3)、同じ戦い方をしたが、結果、内容はまるで違った」

 知将として知られるミケル・エチャリはW杯アジア最終予選2試合の選手総括をする前に、そう断っている。結局のところ、チームが集団で機能していないとき、選手が個人で活躍するのは難しい。しかし、どのような状況でも、選手としての性質は見えてくるものだ。

 エチャリはレアル・ソシエダでホセバ・エチェベリア、ハビエル・デ・ペドロ、アグスティン・アランサバル、シャビ・アロンソら名だたるスペイン代表選手を発掘。ハビ・マルティネス(バイエルン)やアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)もアドバイスを求める存在だった。また、戦略担当だったシーズンには相手の弱点を見抜き、チームのチャンピオンズリーグ出場に貢献している。

 では、そのスペインの目利きは、日本代表の選手たちのプレーをどのように評価したのか。
川島永嗣(オーストラリア戦、サウジアラビア戦ともにフル出場)
GK
川島永嗣
オーストラリア戦は吉田麻也との連係で、後半に危うい場面があった。吉田との意思疎通の悪さは今年6月のイラク戦でも見られた。ただ、サウジ戦では一転、1対1の場面で足でボールをかき出すなど、高い防御力を見せた。