19年W杯、20年東京五輪へ。
新生なでしこのベースはできあがった (4ページ目)
「メンバーを決めるために今非常に頭が痛い。今日の先発と、あとから出た選手にもそう大きな差はない。頼もしいと思いますし、今回呼んだ選手以外でも若い選手でいいものを持った選手も何人か頭の中にいるので、今日ここに選ばれている選手+数名というのがベースになって19年のワールドカップ、20年のオリンピックは進んでいくと思います」と高倉監督は語った。
1年をかけた選手発掘も、ようやくここでベースができた。ここからは指揮官の構想に入っている選手たちでさらに色づけしていく。
3月のアルガルベカップからわずか1カ月で、国際試合に臨んだなでしこジャパン。今後も6月に2試合、海外遠征で試合が組まれており、徹底したチームの土台づくりをしようとしている。選手をある程度固定して重ねなければ体得できないものもある。2019年のフランスワールドカップ、そして2020年の東京オリンピックへ向け、なでしこジャパンの強化は次なるステップに突入する。
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