リオ予選まであと1カ月。海外組が語る「なでしこの新しい点の取り方」 (4ページ目)
国内でオリンピック予選が開催されるのは2004年のアテネオリンピック以来。この予選で代表デビューを果たした大儀見はチャンスを決めきれず、苦い経験をした。だが、それがあるからこそ、今や日本を牽引するエースへと成長した。
「(アテネ予選で)なでしこジャパンはひとつ上のレベルに上がった。国内で予選を戦うのはプレッシャーでもあるけど、逆に自分たちがまたさらに強くなるチャンスでもある」(大儀見)
その“チャンス”になでしこたちはどう挑むのか。リオデジャネイロオリンピック予選を勝ち抜くためには、これまでのなでしこ的サッカーに加え、新たな変化が必要になる。それはこの選び抜かれたメンバーだからこそ成せるはずだ。この石垣キャンプは、個のアピールにとどまらず、新たななでしこスタイルを生み出すヒントを掴むものになっていなければならない。
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