代表発表直前。アギーレは宇佐美貴史とどう向き合うか (4ページ目)
とりわけ左サイドでのプレイは秀逸だ。縦に抜けるプレイにも、真ん中に切れ込むプレイにも、鋭い切れ味がある。相手ディフェンダーに睨みを利かせるようにドリブルで突っかかっていくアクションには、香川のみならず、武藤、小林にも勝る期待感を抱かせる。
短所もあるが、輝く長所も確実に存在する。アギーレはこの不完全ではあるが、魅力的な選手とどう向き合っていくのか。テストしながら伸ばしていくつもりなのか。距離を置きながら観察するのか。いずれにしても両者は、2018年まで濃い関係であって欲しいものである。
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