【ドラフト2026】BCリーグから複数指名の可能性も NPB入り期待の逸材5人をピックアップ (5ページ目)
【セーブ王に輝いた熱投クローザー】
平澤燎(ひらさわりょう・投手/大阪府/24歳)
武蔵大→BC埼玉 174cm・78kg 右投右打
36試合 34 ⅓回 防御率3.67 2勝4敗2HP17S 奪三振44 奪三振率11.53
BC埼玉で2年目を迎える右腕の平澤燎。昨年は先発やロングリリーフを担っていた。昨季の最後の5試合すべてで複数イニングを投げ、打たれはしたもののタフネスぶりを印象づけた。武蔵大ではクローザーを務めた経験もあり、今季は最初からクローザーとして登板した。
オフシーズンのフィジカル強化が功を奏し、今季はストレートの最速を更新。フェニックスリーグでは153キロまで球速を上げた。
「昨年に落ちる球を覚えたので、横に大きく曲がる球が欲しくて。長坂拓夢(投手兼任コーチ)さんのスライダーを教わったらうまくハマったので使っています」
今季チームに加わった元メジャーリーガーの田澤純一とも積極的に会話し、技術やマインドを吸収。スプリットで三振を取れるようになったのも、今年の大きな収穫だ。
「スプリットは昨年まで130キロ前半くらいだったんですが、今年は140くらいまで上がった。ストレートの球速が上がったら勝手によくなった感じです」
球速は上がったが、コントロールは崩していない。どんどんゾーンで勝負する強気のピッチングで17セーブを挙げ、BCリーグの最多セーブ投手賞を獲得した。
マウンドでの躍動感や熱投ぶり、がむしゃらさ、泥臭さを感じられる、独立リーグらしい投手がNPBへの扉を開くのか。
ここまで紹介した5人の選手のほかにも注目選手は多い。NPBでは、ヤクルトの二軍施設が茨城県の守谷市に移転し育成体制を強化するなど、今年のドラフトでは独立リーガーにとって追い風となる要素もある。NPBへ向けて、何人の選手が羽ばたいていけるか見守りたい。
(取材協力・写真提供/ルートインBCリーグ)
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