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「ほんま、天才ですわ」 恩師が絶賛した平野佳寿の知られざる素顔 42歳までマウンドに立ち続けた男の原風景 (5ページ目)

  • 安倍昌彦●文 text by Masahiko Abe

 淡々と、飄々と。自分の仕事を、自分のリズムでやり遂げる。オリックスのリーグ3連覇にも大きく貢献し、プロ21年間で日米通算258セーブを積み上げた。いったい、何度驚かせてくれたら気が済むのだろう。

 9月25日の引退試合を終え、ついにグラブを置いた42歳の右腕に、万感の思いが込み上げた。


平野佳寿(ひらの・よしひさ)/1984年3月8日生まれ、京都府出身。鳥羽高、京都産業大を経て、2005年大学生・社会人ドラフトの希望入団枠でオリックスに入団。1年目の06年から先発として活躍し、10年に中継ぎへ転向。11年に最優秀中継ぎ投手、14年には40セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得した。18年からダイヤモンドバックス、マリナーズで3年間プレー。21年にオリックスへ復帰し、リーグ3連覇に貢献した。日米通算21年間で258セーブを記録。23年には日米通算250セーブを達成し、名球会入りを果たした。26年9月に現役引退

著者プロフィール

  • 安倍昌彦

    安倍昌彦 (あべ・まさひこ)

    1955年、宮城県生まれ。早稲田大学高等学院野球部から、早稲田大学でも野球部に所属。雑誌『野球小僧』で「流しのブルペンキャッチャー」としてドラフト候補投手のボールを受ける活動を始める。著書に『スカウト』(日刊スポーツ出版社)『流しのブルペンキャッチャーの旅』(白夜書房)『若者が育つということ 監督と大学野球』(日刊スポーツ出版社)など。

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