検索

【プロ野球】「打率3割、30本塁打」に騙されるな 元編成担当者が明かす「当たり助っ人」を見抜く3つの条件 (5ページ目)

  • 木村公一●文 text by Kouichi Kimura

── 数多くの外国人選手獲得に関わるなかで、宮田さんが「教訓」としたのは、どんなことでしょうか。

宮田 ひと言でいえば、「お願いして、来てもらうのはやめよう」ということです。こちらが頭を下げて、「これだけお金を払うから来てくれ」とお願いして獲得したタイプは、トラブルを起こすケースがあった。だから途中から、そういう獲り方は一切やめました。そうではなく、「日本で骨を埋めるくらいの気持ちでやりたい。ぜひ連れていってくれ」という熱意のある選手を獲りたい。

 過去にはアンドリュー・ジョーンズ(元楽天)のように、大物でも見事に日本へアジャストした例があります。一方で、お願いして来てもらったあげく、日本に馴染めず、途中で帰国してしまうような失敗もあった。ただ、そういうケースは今の日本球界全体でも減ってきたと思います。球団側も長い歴史のなかで失敗を重ね、外国人選手の獲得で本当に見るべきものは何なのかを学んできたということじゃないでしょうか。

著者プロフィール

  • 木村公一

    木村公一 (きむらこういち)

    獨協大学卒業後、フリーのスポーツライターに。以後、新聞、雑誌に野球企画を中心に寄稿する一方、漫画原作などもてがける。韓国、台湾などのプロ野球もフォローし、WBCなどの国際大会ではスポーツ専門チャンネルでコメンテーターも務める。

フォトギャラリーを見る

5 / 5

  • Googleで優先するソースとして追加

Googleの「優先ソース」について

キーワード

このページのトップに戻る