検索

【プロ野球】「ヤクルトは練習不足と言われるが...」 池山監督が明かしたキャンプでの変化 若手が"自分を変えた理由" (3ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Seiya Shimamura

【ベテランと若手が競う捕手陣】

 捕手陣はベテランから若手と、豊富な顔ぶれが揃っている。

 中村悠平は「僕自身は大きく変えたことはないですよ」と話した。

「チームが新体制になり、どういう方針でやっていくのかというなかで、そこにアジャストしていきたいと思っているだけです。一番は結果を残すこと。そのために何をしなければいけないのかを考え、そこにフォーカスして取り組んでいます。キャッチャーとして、チームが上にいけるように、池山監督が目指す野球を僕らがいち早く体現することがベストだと思っています」

 高卒3年目の鈴木叶は将来の正捕手候補。キャンプでは2時間の早出個人練習で、前半は守備に重点を置き、後半は打撃に時間を割いていた。

「変えたのは朝のストレッチです。そこで体幹などにしっかり刺激を入れるようにしています。そのことで体が仕上がる時間が早くなった感じがありますし、朝のアップもこれまでより動きやすくなりました。いわば、アップ前のアップという感じですね。シーズンが始まると試合前のアップは時間の関係で最低限になってしまうので、その前に体に刺激を入れて、100パーセントの状態でアップに入れるよう準備していきたい。今年は一軍で少なくとも30試合は出られるよう、そこを目標にしています」

 矢野泰二郎は初の一軍出場を目指し、「バッティングフォームをかなり変えました」と語った。

「去年はシンプルにまったく打てませんでした。今のままでは何も変わらないと思い、何かをガラッと変えてみようと取り組みました。これまでは上からボールをしばくイメージで振っていたのですが、今は縦振りを意識しています。まだまだで空振りも多いですが、イメージとしては甘い球をハードに、強い打球を打てるようにという感じです。あとは、ここぞという時に打つ、勝負強いバッティングを意識して取り組んでいます」

 古賀優大は昨シーズン、捕手陣最多となる75試合に先発出場。盗塁阻止率.500、打率.280と、正捕手の座に大きく近づいた。今年からは選手会長に任命され、キャンプではチームメイトから「会長」とはやし立てられていた。

3 / 4

キーワード

このページのトップに戻る