【プロ野球】「苦しみを20〜30個減らせば優勝できる」 ベイスターズ相川亮二監督が語る現実的勝算 (3ページ目)
【阪神は一番倒さなければいけない相手】
── 予想では、これまでよりもタイトな野球になっていくイメージがあります。
相川 まあ、そこは展開次第だと思います。基本的にやはり打ち勝つ方が楽だと言ってはおかしいですけど、ただ、競った展開でどうすればいいのか、1点を取るために何をすべきなのかということが重要になってきます。厳しい場面でチームがどれだけ組織力で相手を倒していけるかが、今季の最大のテーマですね。また、それが昨年の王者である阪神との差を詰めるカギだとも思っていますし、阪神は一番倒さなければいけない相手だと考えています。
── おそらく監督は喜びよりも苦しみの方が多い立場だと思いますが、あらためてその茨の道へと挑む覚悟を教えてください。
相川 たとえば5割で終えられれば、苦しみは半分で済みます。その苦しみを20〜30個減らすことができれば優勝できると思ってやっていきたいですね。もちろん勝つことも苦しみを伴うのですが、そこは覚悟を持ってやっていきたい。あらためて、28年ぶりのリーグ優勝、そして日本一しか頭にはないですし、そのためにチーム、スタッフ、すべての人たちと議論を重ねながら戦っていきたいと思います。あとファンの皆さんの応援は本当にチームの力になっているので、期待に応えられるよう頑張っていきたいですね。
相川亮二(あいかわ・りょうじ)/1976年7月11日生まれ。千葉県出身。東京学館高から94年ドラフト5位で横浜ベイスターズに入団。99年に一軍デビューを果たし、2004年にアテネ五輪に出場し銅メダル獲得。06年に第1回WBCに出場し世界一となる。09年にヤクルトへ移籍し、主力捕手として存在感を示す。13年は第3回WBCのメンバーに選出され侍ジャパンの一員としてチームを引っ張る。15年に巨人に移籍し、17年に現役を引退。その後、評論家、巨人のコーチを経て、22年から古巣・ベイスターズのコーチに就任。26年から一軍監督としてチームの指揮を執る
著者プロフィール
石塚 隆 (いしづか・たかし)
1972年、神奈川県出身。フリーランスライター。プロ野球などのスポーツを中心に、社会モノやサブカルチャーなど多ジャンルにわたり執筆。web Sportiva/週刊プレイボーイ/週刊ベースボール/集英社オンライン/文春野球/AERA dot./REAL SPORTS/etc...。現在Number Webにて横浜DeNAベイスターズコラム『ハマ街ダイアリー』連載中。趣味はサーフィン&トレイルランニング。鎌倉市在住
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