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【プロ野球】「苦しみを20〜30個減らせば優勝できる」 ベイスターズ相川亮二監督が語る現実的勝算 (2ページ目)

  • 石塚隆●文 text by Ishizuka Takashi

【若手の台頭とベテランの力】

── 先発陣は東克樹投手が中心になりますが、現状を見る限り、今季はほかの先発陣にもチャンスが多い気がします。

相川 そうですね。ここはもう若手の力というか、石田裕太郎や竹田祐といった先発は、もう上積みしかないと思っているので、彼たち若手投手がどこまでやってくれるかにかかっていると思います。

── 常に苦しいブルペン陣ですが、運用する上でカギになってくるところはどこでしょう。

相川 昨年頑張ってくれた宮城滝太や中川虎大、左の坂本裕哉など、彼らが勝ちパターンでいけるかどうか。もちろん状況によっては同点や僅差のビハインドでもいってもらうこともあるでしょうし、そこには当然キャリアのある山﨑康晃や森原康平、佐々木千隼などの存在も重要です。勝ちパターンで投げられる選手を増やすこと。これが課題ですね。

── 打線に関しては、やはり牧秀悟選手が中心になりそうですか。

相川 そうですね。そこに松尾であったり度会隆輝であったり、昨年苦しんだ梶原昂希など、若手選手たちの能力の引き上げがチーム力をアップさせてくれるでしょうから、彼らがどこまで戦力になってくれるのかがひとつのポイントになると思います。あとの打順の並びや、作戦というところを重視しながら、さらに得点力アップに繋げていければと考えています。

── 筒香嘉智選手や宮﨑敏郎選手など、ベテラン選手の起用方法も気になるところです。

相川 まあ、ベテランと言われますけど、まだまだ元気ですし、彼らが1年間、想像どおりの成績を残してくれれば、チームにとっては力になるし、プラスアルファをつくれるはず。そこが優勝へのポイントになるでしょうね。

── 捕手出身の監督は、大矢明彦さん以来です。はたしてどのような野球が見られるのか楽しみです。

相川 捕手出身の監督の利点は、やはりバッテリーを一番のストロングポイントとして使えるところだと思います。守りだけではなく、攻撃面でもバッテリー目線の考え方ややり方を伝えられると思うので、そこは活用していきたいですね。

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