【プロ野球】「全力疾走は12球団で一番」 西武・大引啓次コーチが見た若獅子たちの変化と心を育てるコーチングの真髄 (4ページ目)
「体力の部分もそうですし、技術的にもうまくなれる。滝澤にはまだまだ満足してほしくないですね。向上心がなくなったら、私はこの世界は終わりだと思っているので」
就任1年目の2025年、一軍で若手の心に火をつけた大引コーチは、翌2026年シーズンから二軍の野手コーチに配置転換されることが決まった。"アマチュアの心"を忘れず、同時に高いプロ意識を持つ大引コーチの言葉は二軍の若手にどう響くだろうか。
彼らの成長が、球団再建につながっていく。
著者プロフィール
中島大輔 (なかじま・だいすけ)
2005年から英国で4年間、当時セルティックの中村俊輔を密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『山本由伸 常識を変える投球術』。『中南米野球はなぜ強いのか』で第28回ミズノスポーツライター賞の優秀賞。内海哲也『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』では構成を担当。
フォトギャラリーを見る
4 / 4










































