「試合を見なくなった」「釣り? 全然行けてない」 城島健司が語るホークスCBO就任後の仕事と生活
福岡ソフトバンクホークスCBO 城島健司インタビュー(後編)
今季から福岡ソフトバンクホークスのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)に就任した城島健司氏。ソフトバンクの伝統である「王イズム」をどう受け継ぎ、進化させていくのか。その胸の内を語った。
今年1月、福岡ソフトバンクホークスCBOに就任した城島健司氏 photo by Sportivaこの記事に関連する写真を見る
【王イズムの継承は共通認識】
── 今年からホークスのCBOになり、「王イズムの継承」にますます力を入れています。
城島 野球界を見渡せば、監督が代わればコーチも代わって、選手の起用や育成も変わり、野球も別ものになる......それを繰り返していると思うのです。でも、王(貞治)さんは監督として、その後は会長として30年もホークスにずっと携わっています。それこそ、監督時代はグラウンドでチームを率いるだけではなく、チームの広告塔にもなり、選手獲得などのGMのような役割も尽力するなど、ひとりで何役もの仕事をされていました。頭が下がる思いです。
世界的に見ても30年以上もひとりの人物が球団の幹になってきたチームはないと思うのです。王さんがつくり上げてきたものを次の世代に継承しつつ、アップデートしていこうというのが僕の大きな役割だと思っています。
── グラウンドでは小久保裕紀監督と頻繁にコミュニケーションをとっているように見えます。
城島 ホークスは王監督が退任された後、秋山(幸二)さん、工藤(公康)さん、藤本(博史)さんが監督を歴任されてきました。どの監督も王さんが進めてきたものを引き継いでいってくれたので、ホークスはまったく別の方向に行ったり、後戻りしたりすることなく30年間進んでいるわけです。
そして、小久保さんはホークスが強くなっていった時期を僕もともに戦っています。だから「王イズムの継承」は共通認識なのです。小久保さんもよく言われているように、昔のことがすべていいと言っているのではなく、古臭いものと古きよきものを選別しています。そこが大切なのです。
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著者プロフィール
田尻耕太郎 (たじり・こうたろう)
1978年生まれ、熊本市出身。 法政大学で「スポーツ法政新聞」に所属。 卒業後に『月刊ホークス』の編集記者となり、2004年8月に独立。 九州・福岡を拠点に、ホークスを中心に取材活動を続け、雑誌媒体などに執筆している。






























































