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高木豊の助っ人通信簿【パ・リーグ編】チームをけん引している「優良」外国人選手は?  (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

◆日本ハム【野手〇/投手×】

アリエル・マルティネスは故障で離脱していて打席数が少ないので、評価が難しいです。でも、マルティネスの不在をまったく感じさせない選手層の厚さがありますね。シーズンは長いですし、戻ってきた時に新庄剛志監督がどう起用していくか見ものです。勝負強いバッティングは、必ずチームの力になるはずですから。

 フランミル・レイエスはある程度は期待に応える働きをしていますし、個人としては〇です。ただ、もっと打てると思うんです。彼が打つとチームの雰囲気が変わるし、勝てるんですよ。相手チームに威圧感を与えられるバッターですね。

 投手のドリュー・バーヘイゲンは年齢的な衰えもあるのか、球威を感じませんし、抑えられるイメージがわきません。ファームでも打ち込まれるケースが見られますし、コントロールもよくない。日本ハムは先発ピッチャー陣のやりくりにそれほど困っていないので、立場的にも厳しいと思います」

<評価対象となった助っ人の成績>

(野)マルティネス 6試合 打率.091 0本塁打 0打点 出塁率.167
OPS.258

(野)レイエス 36試合 打率.270 8本塁打 24打点 出塁率.342 OPS.831

(投)バーヘイゲン 3試合 1勝2敗 防御率6.43 QS率0.0

(投)ザバラ 現段階で一軍での出場なし

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